みなさま、こんにちは。
弁護士の菅原です。
ここ数日、お天気が悪いんですよね。
関東の方は、傘が壊れた!という方も(゜Д゜)!
私の住む橿原市は、そこまで荒れたお天気ではありませんが、
曇りがちの空が続いています。
さて、今日は、治療的司法とはちょっと関係がなさそうな、
でも、きっとわたしらしい、この話題です。
先週末、
大学で一緒だった同級生の結婚式がありました。
法学部から建築の道に進まれた個性的な彼と、個人的に親交を続けていたわたし。
部活や職場の仲間、という繋がりではなかったので、
『新郎以外に知り合いがいない』という状況(!)での参列に、
少し心細い気持ちもありましたが・・・
いざ、会場に入ると、そこはお祝いムード一色。
とても華やいだ雰囲気で、
その光景を眺めているうちに、私もすっかりリラックスしてしまい、
お式と披露宴を心から楽しむことができました。
さて、披露宴も最後の山場、
新郎の挨拶の場面です。
用意していた原稿を横に置いて、
今の素直な気持ちを語りたい、という始まりがとても彼らしいな~
と思ったそのとき。
『僕も苦労人と言われますが、
僕以上に苦労をしていて、尊敬している友人が来てくれています。』
え~(゜Д゜)?!
新郎がまっすぐに私をみて、そう紹介してくれたんです。
わたしは、突然のことにどぎまぎしながら、
嬉しいような、恥ずかしいような、
でもやっぱり嬉しい気持ちで、その場に立って一礼をさせて頂きました。
そういえば・・・
わたしがずっと司法試験で苦労をしていた時期を、
支えてくれた大切な友達のひとりが、彼だったんですよね。
そんな出来事もあってか、
華やぎが残る会場を後にした、静かな帰りの電車の中で、
なんとなく自分の今までの人生をのんびりと振り返ってみました。
ああ、そっか。
そこで、気がついたのですが、
わたしの人生って、
ちょっとスピードが遅いんですよね。
なんでも、人より、10年遅れ。
というと少し大げさかも知れないですが、
例えば、弁護士登録をして働き出したのが2010年で、ちょうど32歳になる年。
順調に社会人になられた方々よりは、10年くらい遅れちゃっていますよね。
でも、これが、わたしの人生のスピードなのかもしれないな。
晴れやかな新郎・新婦の笑顔を思い浮かべながら、
そんな風に、自分らしい速度を感じることができました。
さて、みなさまの速度はどのくらいでしょうか。
それぞれ、きっと違いますよね。
これからも、自分の速度を、その歩幅を、楽しんで人生を歩めたらいいな~。
では、またの更新でお会いしましょうね☆
その時までには、
この曇天も晴れて、明るいお日様が降り注ぐ日が、続いていますように。
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